髪の仕組み

髪の毛とは?

髪の毛は肌の角質層が変化してできています。主成分はタンパク質のなかでも硬く強度のある、ケラチンです。
髪の毛は、頭皮から出て目に見える部分「毛幹」と、頭皮の中にあって目に見えない「毛根」とに分けられます。
毛根部分の細胞は生きた細胞ですが、頭皮から出て目に見える毛幹部分の細胞は死んでいるので、痛みなどの感覚はありません。
この毛幹は3層の構造になっており、外側から毛表皮(キューティクル)、毛皮質(コルテックス)、毛髄質(メデュラ)と呼ばれています。

毛根では毛髪を作り出しています。毛根の根元の球状に膨らんだ部分は「毛球」と呼ばれ、その内側のへこんだ部分に「毛乳頭」があり、周辺には「毛母細胞」があります。毛乳頭では毛細血管が運んできた栄養分を取り込み、毛母細胞に取り込んだ栄養分を与えます。そして毛母細胞は分裂を繰り返して細胞を上へ上へと押し上げます。これで髪の毛が伸びていきます。

このように髪の生成は頭皮から血液の循環によってもらう栄養分で行われます。
そのため必要な栄養分が不足したり、頭皮の血行が悪くなったりすると、薄毛の原因になります。

毛幹の構造

毛表皮(キューティクル)
髪の毛の一番外側の部分で、ケラチンと呼ばれる硬いタンパク質で出来た数層からなっており、魚のウロコのように重なり合って毛の内部の繊維細胞をまとめて保護しています

毛皮質(コルテックス)
メラニンを含んだ細い繊維状の細胞から出来ており、蛋白質の状態が毛髪の強さ、太さが決まります。またメラニン色素を含んでいるため髪の毛の色はここで決まります。また紫外線から地肌を守る働きもあります。

毛髄質(メデュラ)
少量のメラニン色素を含み、立方体形の細胞が蜂の巣のように並んでいます。細胞とともに多くの空気を含んでいます。一般的に太い髪の毛ほど多く、産毛や細い毛などは毛髄質がみられないものがあります。

髪の毛の基礎知識毛根について